★そろばんに答えだけを入れる方法を紹介します。
★この方法の利点は、「速く計算できること」「暗算につながること」です。
かけ算の計算方法
①答えを入れはじめる位を見つける。
⇒かけられる数(左)とかける数(右)のけた数を合わせた数の位から、答えを入れはじめる。
②かけられる数の大きいくらいから、かけ算をする。
⇒かけられる数の十の位の数と かける数の九九の答えを、①で見つけた位から入れる。
⇒かけられる数の一の位の数と かける数の九九の答えを、①の位から1けた右にずらして入れる。
★かけ算では、右に1けたずらしながら、言いかえると、前の九九の答えの一の位から、次の九九の答えを入れていく。

【23×6の計算】
①問題のけた数をたす。
2けた+1けた=3けた
定位点から3けた(百の位)から、答えを入れる。
②大きい位からかけ算をする。
「2×6」だけど、2の段ではなく、6の段の九九を使う。
「6、2、12」の12を、百の位から入れる。
③「3×6」の答え(18)を、十の位から入れる。
「6、3、18」
*答えは「138」
★かける数(右)の段の九九を使う方が、計算がしやすいです。
九九に「が」がつくとき
★「が」がついたら、1けた右!
九九に「が」がついたら、つまり九九の答えが1けたのときは、指を1けた右にずらして、答えを入れる。

【24×3の計算】
①2けた+1けた=3けた
定位点から3けた(百の位)から答えを入れる。
②「2×3」の答えを入れる。
「3、2が、6」で「が」がつくので、
百の位の1けた右の十の位に、6を入れる。
③「4×3」の答え(12)を、十の位から入れる。
「3、4、12」
*答えは「72」

【42×3の計算】
①2けた+1けた=3けた
定位点から3けた(百の位)から答えを入れる。
②「4×3」の答え(12)を百の位から入れる。
「3、4、12」
③「2×3」の答えを入れる。
「3、2が、6」で「が」がつくので、
指を1けた右にずらして、一の位に6を入れる。
*答えは「126」
最後に
★次は「3けた×1けたのかけ算」です。
★そろばんの計算方法は、いろいろあります。
(ここで紹介している方法は、私が使っている方法です。)
【本の紹介】

ぽんちゃんのそろばん教室 Kindle版
★「電子書籍」と「ペーパーバック」が」あります。
★ペーパーバックは、紙質が少し厚めで、鉛筆で直接記入するのにてきしていません。
別の紙に答えを書いて、答え合わせをしてください。
★この中の練習問題は、学校や塾の授業で使っていただいてかまいません。

