くり上がりのあるたし算

くり上がりのあるたし算

★「くり上がりのあるたし算」とは、答えが10以上になるときのたし算です。
★「くり上がりのきまり」を声に出しておぼえましょう。

くり上がりのきまり

【9+1の計算】
①9を入れる。
②「+1」だけど、玉がたりないので、
+1は、9ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、9ひいて十の位に1くり上がる。
*答えは「10」

【なぜ、9ひくのか】
+1なのに、10たすと9たしすぎるので、
9ひく。

【9+2の計算】
①9を入れる。
②「+2」だけど、玉がたりないので、
+2は、8ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、8いて十の位に1くり上がる。
*答えは「11」

【なぜ、8ひくのか】
+2なのに、10たすと8たしすぎるので、
8ひく。

【9+3の計算】
①9を入れる。
②「+3」だけど、玉がたりないので、
+3は、7ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、7ひいて十の位に1くり上がる。
*答えは「12」

【なぜ、7ひくのか】
+3なのに、10たすと7たしすぎるので、
7ひく。

【9+4の計算】
①9を入れる。
②「+4」だけど、玉がたりないので、
+4は、6ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、6ひいて十の位に1くり上がる。
*答えは「13」

【なぜ、6ひくのか】
+4なのに、10たすと6たしすぎるので、
6ひく。

【9+5の計算】
①9を入れる。
②「+5」だけど、玉がたりないので、
+5は、5ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、5ひいて十の位に1くり上がる。
*答えは「14」

【なぜ、5ひくのか】
+5なのに、10たすと5たしすぎるので、
5ひく。

【9+6の計算】
①9を入れる。
②「+6」だけど、玉がたりないので、
+6は、4ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、4ひいて十の位に1くり上がる。
*答えは「15」

【なぜ、4ひくのか】
+6なのに、10たすと4たしすぎるので、
4ひく。

【9+7の計算】
①9を入れる。
②「+7」だけど、玉がたりないので、
+7は、3ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、3ひいて十の位に1くり上がる。
*答えは「16」

【なぜ、3ひくのか】
+7なのに、10たすと3たしすぎるので、
3ひく。

【9+8の計算】
①9を入れる。
②「+8」だけど、玉がたりないので、
+8は、2ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、2ひいて十の位に1くり上がる。
*答えは「17」

【なぜ、2ひくのか】
+8なのに、10たすと2たしすぎるので、
2ひく。

【9+9」の計算】
①9を入れる。
②「+9」だけど、玉がたりないので、
+9は、1ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、1ひいて十の位に1くり上がる。
*答えは「18」

【なぜ、1ひくのか】
+9なのに、10たすと1たしすぎるので、
1ひく。

例題

【9+8+4の計算】
①9を入れる。
②「+8」だけど、玉がたりないので、
「+8は、2ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、2ひいて十の位に1くり上がる。
③「+4」だけど、1玉がたりないので、
「+4は、6ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、6ひいて、十の位に1くり上がる。
*答えは「21」

【38+94の計算】
①38を入れる。
②十の位に「+9」だけど、玉がたりないので、
「+9は、1ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、1ひいて百の位に1くり上がる。
③一の位に「+4」だけど、1玉がたりないので、
「+4は、6ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、6ひいて、十の位に1くり上がる。
*答えは「132」

【726+805の計算】
①726を入れる。
②百の位は「+8」だけど、玉がたりないので、
「+8は、2ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに、2ひいて千の位に1くり上がる。
③十の位は「+0」なので、そのまま。
③一の位は「+5」だけど、玉がたりないので」
「+5は、5ひいて、1くりあがる」の
言葉通りに5ひいて、十の位に1くり上がる。
*答えは「1,531」

最後に

★次は、「くり下がりのあるひき算」です。
★計算の方法はいろいろあります。
 ここで紹介している方法は、私が使っている方法です。

【本の紹介】

ぽんちゃんのそろばん教室 Kindle版
★「電子書籍」と「ペーパーバック」があります。
★ペーパーバックは、紙質が少し厚めで、鉛筆で直接記入するのに適していません。
別の紙に答えを書いて、答え合わせをしてください。
★この中の練習問題は、学校や塾の授業で使っていただいてかまいません。

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